算数教師の役割とは?
算数教師の最も重要な仕事は「算数の面白さ・素晴らしさを子どもたちに伝えること」です。そして「算数を好きになってもらうこと」です。
算数を好きになってもらえれば、算数教師の仕事の半分は終わったも同然です。
算数を好きになってくれた子どもは、わざわざこちらが「勉強しなさい」と言わなくても、自ら算数に取り組んでくれるようになるからです。
算数を好きになってくれた子どもは、難しい問題も楽しむことができます。
「なかなか手強いな」「難しいよ~」と口ではいいながらも、笑顔です。
制限時間が過ぎても「あと少しで解けそうだから、もうちょっと考えさせて」とやり方を聞くのを嫌がり、粘りを見せます。
結果、解けずに解説を聞くことになっても、
「なるほどこういう解き方があったのか!」と目を輝かします。
好きになると、問題への取り組み方を始め、すべてが好転していきます。
まずは算数を好きになってもらうこと、これが算数教師の最初にして最大の仕事なのです。